『シティーハンター』から『ブルーロック』まで。観た映画企画パート1

観た映画が5本たまるたびにレビューを更新していく企画。新旧問わず、映画館で鑑賞したものからNetflixその他動画配信サービスでみたものまでごちゃまぜです。

最近は、落ち込む時間があるなら1本でも映画なり漫画なりドラマを見よう。もっぱらそんなマインドで生きています。かなりかいつまんで書いているので、おそらくネタバレはあまりしていないかと……!

「お、ちょっときになるかも」てな感じで鑑賞のきっかけになれば嬉しいです。どうかこの記事がみなさまの新たな映画との出会いになりますように。

シティーハンター

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裏社会のスイーパー冴羽獠と香が相棒になるまで。現代風の味つけ、令和に生きるシティーハンターが新鮮だった。個人的にはキャラクターや原作シーンの再現度を楽しむ映画だなと思ってみていて、キャラでいうとなかでも鈴木亮平は外見から喋り方、振る舞いまで本当に“冴羽獠”で感服。もちろん香や槇村、冴子も最高だった。以前、鈴木亮平トーク番組で「槇村の最期は雨が降ってなきゃダメだと制作陣と喧嘩した」と話していて、その姿勢も含め画面を超えて伝わる原作愛にはじんとくる。あとやっぱり、「Get Wild」が流れるタイミングが天才なんよ……。

告白

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娘をクラスの生徒に殺された女教師が、牛乳に溶け込む血液のようにじわりじわりと復讐する。この映画を観た後は結構沈む。命の重さがわからない子どもには、身をもって知ってもらうしかない。それが、先生の最後の授業だったように思う。生徒の独白からみえる息子と母の関係が劇薬すぎて、ちょっと家族をつくるのが怖くなるくらいだった。

#マンホール

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結婚式を控えた男が、マンホールに転落してしまう。極限状態のときに人間の本性は露わになるーーその一部始終を体験できる作品。マンホールの薄暗さと不気味さが、この奇妙で残忍な物語を際立たせていた。ほぼほぼ中島裕翔が誰かと電話しているシーンやSNSでの会話でストーリーが進んでいったのが斬新。

キャラクター

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とある漫画家が殺人犯を目撃、彼をモデルに漫画を書いてしまう話。私この映画の伏線回収がだいぶ好きなんです……。観ている間に予想はつくけれど、とても綺麗なので観てほしい。セカオワ深瀬のうす気味悪さと、ガラス一枚隔てて見ていたものが全速力で近づいてくるヒヤッと感にぐっと引き込まれる作品。

劇場版ブルーロック EPISODE凪

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オタクなので終始尊くて口押さえながら観てた。ときどき周りに聞こえないよう拍手もしてた、凪ってチートすぎるやつ(凛)にはあまり興味ないのかなとか、意外とヤンデレなのかもしれないとかも考えてた。ダイジェスト的な駆け足感はいなめなかったけれど(とくに最後)、他のキャラも好きになるような構成でめっちゃ満足度高かったです。